【コラム】トレーニー必見!?手荷物検査「コレなんですか?」得体の知れない濁った〇〇。
昨日とあるイベントで手荷物検査を受けた。
事前にアナウンスされており、
僕はスムーズに通過するため事前にバッグの口を開けておく。
スタッフも僕も双方慣れたので、問題なく終わるはずだった。
そのはずだった...。
「コレはなんですか?」
言葉は聞き取れたのだが、意味が繋がらなかった。
「コレハナンデスカ」
ぼんやりとしていると、スタッフが僕のバックからあるものを取り出した
ペットボトルに入った泥水のような液体
直ぐに僕は説明した、
「自家製の栄養ドリンクです!」
スタッフの表情が固まった。
僕の後ろで手荷物検査を待つ人もじっと様子を窺っている。
断じて嘘はついてない。
嘘はついていないが、言葉選びを間違えたと思った。
今問題になっているのは、得体の知れない濁った液体が入ったペットボトル
持ち主曰く「自家製の」「栄養ドリンク」
すかさず補足説明を行う、
「実は今オートファジーダイエット中でして、オートファジーっていうのは16時間の
腹期間を開けることでアンチエイジング効果があるんです!
次にご飯食べられるにが20時なので、時間が来たらすぐ栄養を接種できるように、
ヨーグルトメーカーで作った飲むヨーグルト(自家製)にプロテインを混ぜた栄養ドリ
ンクなんです!」
スタッフはそんな事聞きたいわけじゃない。
オートファジーとかどうでもいいよ!
今の僕ならそう思うが、昨日の僕はとにかく必死だった。
「ん?」
スタッフが僕のバッグから更にあるものを見つけた…
僕「…」
スタッフ「バナナ...ですか?」
僕「はい...正真正銘バナナです」(これホント一字一句言った)
スタッフ「…」
僕「…」
スタッフ「トレーニングされてる方なんですね!了解です!ですが、このドリンクは持
ち込めませんがよろしいですか?」
僕「はい!ここで飲みます!」がぶ飲み
スタッフ「はい!問題無しです!」
僕「お手数おかけしました!」
なんとか事なきを得ることが出来た。
昨今のライブやイベントは手荷物検査も厳重になっているが、
運営側も危険を炙り出したいわけじゃない。
安全に楽しんでもらう為に行わなければならないのだ。
運営側と参加する側、ここは双方協力が必要なのだ。
僕は会場に入りそっと胸を撫で下ろした。
「バッグの底にあるピルケースが見つからなくてよかった...」
誤解をしないでほしい。
法に反するものは断じて入れていない!
ビタミン剤とカルニチン(脂肪燃焼効果を促すサプリ)
30歳を超えると意識的にサプリやら運動やらを取り入れなければ、
健康を害する危険性は高まるのだ。
もしピルケースの説明を求められていたら、
「マルチビタミンは...えっと、確か、肌によかったんだっけ?」と
自分が常用しているサプリの効果もろくに説明できないなんて
と周囲から失笑の目に晒されるのではないか?
という単なる被害妄想からだ。
一つ今回のことで教訓になったこと。
泥水みたいな栄養ドリンはペットボトルにいれるな
いくらペットボトルが便利だからといってそこはTPO
を弁えなければならない。
タンブラーに入れるか、あからさまに「栄養ドリンクです」と主張している
容器に入れるべきだろう。
そしてもう一つ...
「説明は簡潔に」
ブログを書いている端くれとして、これだけは言っておきたかった。
いずれこの感謝を込めて、バナナの記事でも書こうかな。